• 流通品の測定

    自治体や民間機関で実施している流通品での放射性物質検査も意図的に未検出とできることはご存じかと思います。

    そこで今年の茨城県産のレンコンで実測値を公表している自治体など と そうでない自治体など を調べてみました。 興味深いのは新茶の測定で手心を加えている静岡市が他県の農産物では実測値を公表していることです。

    静岡市には公平さを保ってもらいたいものです。(プンプン)

    実施主体 産地 種類 購入日 Cs-134 Cs-137
    東大阪市 茨城県 流通品 レンコン 3/24 <6 <5
    高知県 茨城県 流通品 レンコン 3/12 <0.934 1.1
    北海道札幌市 茨城県 流通品 レンコン 3/3 1.56 4.94
    静岡県静岡市 茨城県(阿見町) 流通品 レンコン 2/26 2.9 11.3
    高知県高知市 茨城県 流通品 レンコン 2/10 <10 <10
    東京都江戸川区 茨城県 流通品 レンコン 2/17 <10 <10
    大阪府 茨城県 流通品 レンコン 1/26 <3.03 <3.69
    千葉県 茨城県 流通品 レンコン 1/14 <7.9 <8.6
    生活クラブ 茨城県 流通品 レンコン 2/15 <8.3 <8.3
    生活クラブ 茨城県 流通品 レンコン 2/8 <8.8 5.4
    Bq/kg
  • 台湾の日本食品輸入規制 その後

    台湾の日本食品輸入規制強化に関連して、台北市にある日本法人の支店などで構成される「台北市日本商工会」は台湾政府へ撤廃するようにと意見書を提出したと報じられています。(産経新聞 4/28)

    一方、台湾当局は冷静で日本食品の輸入規制強化は食品の安全性を確保するものだと述べています。(台湾外交部 中央社4/27報道)

    台湾の措置は、今回の輸入規制は産地偽装を防止することを主眼に置いた、5県を除いた食品の場合に輸出する日本側に産地証明書を添付することを義務化することです。

    日本側では、4年前から続いている5県の酒類を除いた食品の全面輸入規制 と 今回の産地証明添付措置 が 同じ時間軸で議論されているため抗議の渦となっているようです。

  • 台湾の食品輸入規制 その後

    台湾当局が4/15に公告した日本からの食品輸入規制強化に基づき、4/24 農林水産省はガイドしています。 なお、参考情報として日本の規制条件でも台湾の規制条件でも規制を超過した放射性物質を含む食品はないことも記載しています。

    5県以外の産地の証明書添付義務は5/15より実施されます。

    5県(福島,茨城,栃木,群馬,千葉) 輸入停止
    全ての食品(酒類を除く)
    上記5県以外 野菜・果実,水産物,海藻類,乳製品,飲料水,ベビーフード 台湾にて全ロット検査
            〃 加工食品 台湾にてサンプル検査

    (農林水産省)

  • 放射性物質に汚染された廃棄物の保管量

    豊島区の異常な空間放射線量については、区長が陣頭指揮をとられることを表明されました。 何かが埋まっていたことが原因だったで落着するのかもしれません。

    一方、3月にフライデーで東京ドーム、渋谷駅前、ディズニーランドなど数多くの東京のホットスポット各所が特集されまししたが、当サイトの読者にはその事実に驚かれる方はいないと思います。 それらは名所ではありませんので、近づかないことにこしたことはありません。

    さて、環境省が公表しています指定廃棄物の保管量を見てみることにしてみましょう。 指定廃棄物とは、「放射性物質に汚染された廃棄物」で8,000Bq/kg以上のものは自治体からの報告のもと国が処理することになっています。ただし、その保管場所は発生した各自治体に置くことが法律で定められています。(放射性物質汚染管理措置法)

    都道府県 数量(t)
    岩手県 475.6
    宮城県 3,324.1
    山形県 2.7
    福島県 129,669.2
    茨城県 3,532.8
    栃木県 13,526.3
    群馬県 1,186.7
    千葉県 3,687.0
    東京都 981.7
    神奈川県 2.9
    新潟県 1,017.9
    静岡県 8.6

    (2014年12月時点)

    上記のように報告があった12都県にわたって、多くの高濃度の放射性物質廃棄物が倉庫や野ざらしで保管されています。新潟県の1017.9tについてはご存じない方も多いと思いますが、上水場で水道水をつくるさいに取り除かれた河川水などの濁り成分を脱水した浄水発生土(脱水汚泥)です。

    また、東京都や千葉県はほとんどが焼却灰となっています。 (東京都 99.8% 千葉県 約74%)

    処理が進まず、ご苦労される環境省関係者には頑張ってほしいものです。

  • 住民からの通報です

    4/22 豊島区 池袋本町にある「電車の見える公園」の遊具から最大2.53μSV/hの空間線量が測定されニュースになりました。 豊島区に通報したのは近隣に住む住民の方ですが、常にガイガーカウンターを持ち歩き生活しないといけないのが、関東・南東北地域の住む方々の鉄則であることが教訓となります。

    2.53μSV/hは非常に高い空間線量であるため、毎日のフォールアウト(死の灰)の影響かどうか気になるところです。 原発事故当初のフォールアウトであれば、これまで長い間子どもたちが触れていたことになってしまいます。

    その後、480μSV/hの空間線量と公表され、豊島区役所のホームページがつながりにくくなっています。この線量だと土壌に何かが埋められている可能性もあります。

    (記事を追加しました 4/23 22:10)

  • 事故はいつかまた起きますね

    原発事故が起きると取り返しがつかない事態になっていることは一般には認識されていないのかもしれません。 事故の影響は福島県周辺だけと誤解もあるのかもしれませんが、長野県の土壌も汚染されていることは過去の農産物などの測定結果をみればわかります。

    長野県が実施していた高山村のプラム、コシアブラなどからセシウム134/137が検出されていますが、セシウム134が検出されているこが深刻な事態であることを語っています。 昨年10月以降は測定が行われていませんが、下記一覧をご覧になれば充分かと思います。

    なお、高山村は長野市や須坂市の近くの山村となります。

    実施主体 産地 種類 採種年月 Cs-134 Cs-137
    長野県 長野県 高山村 プラム 06/24/14 3.9 4.6
    長野県 長野県 高山村 ワラビ 06/05/14 <3.51 <3.98
    長野県 長野県 高山村 フキ 06/05/14 <5.03 <4.54
    長野県 長野県 高山村 コシアブラ 05/20/14 15.2 39.4
    長野県 長野県 高山村 タラの芽 05/20/14 <3.43 <3.06
    長野県 長野県 高山村 コシアブラ 05/26/14 <4.69 11.7
    長野県 長野県 高山村 ニホンジカ肉 02/08/14 2.66 7.21
    Bq/kg
  • 流通品の測定

    意外と見つからないのが北海道産の牛乳の放射性物質検査です。

    横浜市は定期的に流通品の北海道産牛乳も測定していて、下記は先月3月の購入品です。 検出限界値は県内産の1Bq/kgと違って、3Bq/kgですが下記の通りです。

    実施主体 産地 種類 購入日 Cs-134 Cs-137
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/4 <3.00 <3.00
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/5 <3.00 <3.00
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/10 <3.00 <3.00
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/16 <3.00 <3.00
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/25 <3.00 <3.00
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/26 <3.00 <3.00
    横浜市 北海道 流通品 牛乳 3/31 <3.00 <3.00
    Bq/kg
  • 一番茶の季節ですよ

    そろそろ静岡県を中心に一番茶が摘まれる季節となってきました、静岡県では一番茶から放射性物質の実測値はでていませんが、兵庫県が行っている流通品 静岡県産茶葉からは実測値が公表されています。

    兵庫県の測定は茶葉をそのまま測定していますが、静岡県では一番茶を30倍の熱湯に浸したのち、ふるいでろ過した浸出液を測定している違いがあります。 静岡県が実測値をでないようにしたいご苦労はわかりますが、下記は兵庫県が過去 測定限界値5Bq/kgでおこなったものです。

    今年も新茶の季節がやってきますので、兵庫県には引き続き茶葉の測定を行ってほしいものです。

    産地 種類 Cs-134/Cs-137計 測定年月
    静岡県 茶葉 6.6Bq/kg 2014年5月
    静岡県 茶葉 22Bq/kg 2013年10月
    静岡県 茶葉 24Bq/kg 2013年10月
    静岡県 茶葉 6.1Bq/kg 2013年1月

    Bq/kg

  • 進まない放射性高濃度汚染物の保管

    環境省が千葉県での指定廃棄物(8000Bq/kg以上)の保管場所を東京電力の施設に検討していることが報じられました。

    原発事故以降12都県で指定廃棄物が一時保管されているようですが、宮城や栃木では候補地周辺の住民の反対が強く、千葉県では湾岸の火力発電所内を候補地としたようです。 東京電力は原発事故の当事者であり、環境省の要請を受け入れる以外ないと考えられます。

    指定廃棄物は岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、東京県、神奈川県、新潟県、静岡県でそれぞれ一時保管されており、この中で保管量が多い福島、宮城、栃木、茨城、千葉でそれぞれの県内に処分場を作ることにしています。

    ニュースを見てもすでに感覚がマヒしているのが一般的のようですが、事故前は100Bq/kgという基準があったもので、8000Bq/kg以上とはいかに高濃度の放射性汚染物かを考えなくてはいけません。 これらは稲わら、焼却灰 や 汚泥 であり、私たち(12都県で)はこれらに囲まれながら暮らしているということになります。

  • 流通品の測定

    関西圏へは広く関東・東北の農産物・魚介類が流通しています。神戸市が行っている市内に流通する食品の放射性物質検査では、月に10種類ほどの静岡以西の食品が検査されています。

    下記は3月度の一部ですが、やはり測定限界値が4Bq/kg前後と横浜市での限界値とは違い、”検出されませんでした”で終わっています。 市民運動の盛んな神戸市で警戒がないわけですから、けっこう売れているのではと思います。

    測定日 種類 産地 Cs-134 Cs-137
    3/17 ゴボウ 茨城県 <4.99 <4.82
    3/17 マイワシ 千葉県(房総沖) <4.95 <4.08
    3/17 レタス 茨城県 <4.95 <3.69
    Bq/kg