• そして誰もいなくなった

    葛西臨海水園館のクロマグロ、スマ、ハガツオは昨年12月から次々と亡くなって、現在はクロマグロ1匹になってしまったニュースを知らない方々はいらっしゃらないでしょう。

    179匹 生きていたのに次々亡くなるわけですから、水園館は3つの機関に原因調査を依頼しました。 日本大学へ3体、水産総合研究センターへ18検体、東洋海洋大学へ7体となっています。 それぞれの検体調査は、ウィルス、細菌、寄生体の検出調査となっています。

    水園館は公表していませんが、直接の死亡の原因としては、不明の背体骨折が多くみられたようです。

    知見がある方であれば外部の放射性物質検査機関へ検査依頼を行い、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムの測定を行えばいいのですが、依頼すらされていないようです。 測定をして検出された場合を恐れてらっしゃるのかもしれませんが、それでは科学的ではありません。 大量死亡の事実を踏まえて徹底的に調査されることを強く期待します。

    そうでないと、”そして誰もいなくなった”となってしまいます。

  • 台湾での偽装問題 その後

    昨日の現地新聞では、日本食品での産地偽装問題で日本側の記事も取り上げていましたので紹介します。

    日本の福島県の農業関係者が「侮辱だ」「日本人は絶対にそんなことはしない」と述べていて、日本でも価格は2割下落し 関東や関西でもボイコットされていると嘆いているのだと記事にしています。 (中央社)

    今回の問題では、国民党の国会議員が抗議しているような日本の輸出業者側でなく、台湾の輸入業者が商品へラベルを貼付していたのではないかと輸入業者10社を調査しているそうです。  そこで、疑問は日本の輸出業者は輸入禁止の商品と知りながら輸出したのかどうかです。知っていたら共犯となりますし、知らなかったとしたら農林水産省がガイドしている指針を無視していることになります。

    記事にある「日本人は絶対にそんなことはしない」は、過去のお米の産地偽装 など数々の偽装問題がありますので残念ながら説得力は持ちません。

  • 台湾での偽装問題 その後

    日本食品の輸入偽装問題で揺れる台湾ですが、台湾食品薬物管理署が対象食品について放射性物質の測定を行っています。

    対象食品286件全てにおいて未検出でしたが、一安心とはいえません。 結果、今回の偽装問題を受けて昨年草案ができていた輸入規制の自治体5県以外の全ての産地の食品への放射性物質検査証明書の添付が6月から実施されることになったからです。

    台湾では日本とは違って、子孫まで影響がおよぶ放射性物質に対する消費者の懸念が強いためだと考えられます。(台湾からの声:日本人 大丈夫ですか?)

    なお、以下は日本では報道されない現地情報で、どのような食品がどこ産として偽装されていたかを一例をあげてみます。

    群馬県製造コーヒーが兵庫県神戸市製造と偽装

    栃木県産レトルトカレーが 東京都製造と偽装

    茨城県製造インスタントラーメンが 大阪製造と

    群馬県製造の味噌が長野県製造と

    千葉県産製造の角砂糖が東京都製造 などなどでした。(ソース:台湾食品薬物管理署)

  • せっかくの努力も水の泡と

    3/26 台湾で 輸入規制対象の日本食品が偽装輸入された事実を受けて、台湾では日本食品の不買運動が始まりつつあります。

    といいますのも、不買運動を呼び掛けているのは台湾政府の与党 国民党の議員たちだからです。現地の報道(中央社)によりますと、飲料”午後の紅茶”を含む全面輸入禁止の食品294種類が産地を偽装されて輸入され、販売されていたとのことです。 議員らは日本政府と企業に対して抗議を呼びかけ、予防措置として日本の食品全てを輸入禁止にするべきだと述べています。

    すでにコンビニやデパートで流通していた食品は3/27までに全てが回収される予定で、また倉庫に保管されているものは封印がされています。

    客観的にみますと、日本の業者が産地を偽装して輸出したのですから、日本側に問題がありそうです。 農林水産省関係者や千葉県知事らが台湾政府へ輸入規制の緩和を働きかけても、このような状態ですからますます門戸は厳しくなっていきます。  台湾でも日本の食品は人気がありますが、産地を偽装したことが問題であり、日本側はこれらの業者を処分すできだと思います。

    でないと、今後 5県以外の輸入対象の食品までもが不買運動で被害を受けてしまいます。

    現在、台湾では福島・茨城・栃木・群馬・千葉産の食品は一部を除いて全面輸入禁止、他県産についても証明書添付を義務付ける予定です。

  • 神奈川県の土壌

    下記は神奈川県が実施している県内産の農産物でお茶・椎茸・タケノコの直近の検査結果です。

    生椎茸は原木が原因ですので、その原木がどこ産が不明のため何ともいえませんが、タケノコでは土壌が汚染されていることがわかります。

    ただ、2月の菌床椎茸(寒川町)では12Bq/kgの実測値がでています。

    採取日 種類 産地 Cs-134 Cs-137
    3/12 チャ(秋冬番茶 飲用) 南足柄市 0.703未満 0.683 0.68
    3/12 チャ(秋冬番茶 飲用) 開成町 0.705未満 0.810未満 1.5未満
    3/12 生しいたけ 湯河原町 原木 15.3 41.2 56
    3/12 生しいたけ 湯河原町 原木 11.5 39.1 51
    3/26 生しいたけ 湯河原町 原木 12.9 37.7 51
    3/24 タケノコ 横須賀市 3.2未満 3.41 3.4
    3/24 タケノコ 葉山町 3.0未満 5.78 5.8
    3/24 タケノコ 小田原市 2.9未満 3.5未満 6.4未満
    Bq/kg

    (神奈川県)

  • 3/15何が起きていたかの資料

    2014年11月にNOAA Air Resource Laboratoryが公表した資料をさらに詳しくみてみました。

    原発事故の3/14から16までに、キセノン133は東京では通常の50億倍から112.5億倍というとてつもない量が到達しています。 最高値に達しているのは3/14 16:00から3/15の17:00までで、地図を見ますと奥多摩地区の山間部や埼玉県秩父市の山間部に非常に高い濃度地域が見られます。(一般にキセノン133自身は人体に害はないとなっていますが、……..。)

    3/14から計画停電により電車が止まったりしましたが、それは心ある官僚の配慮だったのかもしれません。3/14早朝に電車が動かなくなることが報じられましたが、多くの方は知らずに会社や学校へ向かったものです。

    次回 原発事故が起きた際には、自宅待機で一歩も外にはでないようにしましょう。

    NOAA_ARL_133_Xe

     

     

     

     

     

     

     

    (ソース:NOAA Air Resource Laboratory)

  • 3/15何が起きていたかのビデオ

    2011年3月15日にキセノン133が大量に放出されたことが知られています。 キセノン133は核分裂が起きて生じる気体ですが、半減期は5日ほどで、その後セシウム133へ変化するといわれています。

    その放出の様子のビデオがありますのでリンクしておきます。 このビデオはほとんど知られていないようですが、NOAA Air Recources Labが2014年11月に指摘、先週3/15に公開したものです。

    キセノン131

  • 流通品の測定

    以下は、横浜市が実施している流通品での放射性物質の測定結果です。

    今回は中央卸売市場より市内のスーパー、鮮魚店などへ流れる魚類です。 テレビなどの食べ物番組で食される近海魚ですが、真鯛はしっかり汚染されていることがわかります。

    産地 漁獲水域 種類 購入日 Cs-134 Cs-137
    宮城県 宮城県沖 メカブ 3/12 <0.836 <1.07
    千葉県 千葉県沖 マダイ 3/12 1.43 4.86
    千葉県 千葉県沖 カツオ 3/12 <0.700 <0.859
    岩手県 岩手県沖 ババカレイ(ナメタガレイ) 3/12 <0.725 <0.908
    千葉県沖 ホウボウ 3/20 <0.719 <0.828
    青森県 青森県沖 サクラマス(ホンマス) 3/20 <0.830 <0.777
    青森県 青森県沖 アイナメ 3/20 <0.684 <0.702
    宮城県 宮城県沖 メカジキ(フィレ) 3/20 <0.822 <0.821
    Bq/kg
  • 透視で判明した原子炉内部

    3/20 各紙は福島原発1号炉のミュー粒子を使用して透視した内部について報道をおこなっています。

    燃料は溶け落ちて圧力容器内には残っていなかったことが判明しましたが、格納容器に溜まっているのか格納容器も破って溶け落ちているかについては不明です。

    今後2号炉についても同様の調査をおこなうこととしています。2号炉は3/20-21にジルコニウムが燃焼して発生する白い煙がでていたことから、海外の専門家の一部ではメルトスルーではないかと考えられています。

    仮説ですが、地下水と溶け落ちた燃料が接触しているのであれば、高くなっても低くなることはない放射性物質の測定値への整合性がでてきます。

  • 流通品の測定

    今月 実施の横浜市に流通する食品への放射性物質の測定結果です。 これらの野菜は中央卸売市場で購入されたものですので、その後市内のスーパーや小売店へ流通しているものです。

    岩手県の椎茸で1Bq/kg以上の実測値が計測されていますが、とある放送局では これくらいは気分の問題だそうです。

    産地 種類 購入日 Cs-134 Cs-137
    群馬県 キュウリ 3/17 <0.550 <0.793
    茨城県小美玉市 ニラ 3/17 <0.923 <1.11
    岩手県 椎茸(菌床) 3/17 <0.773 1.34
    Bq/kg