• 今年を振り返って

    あと数時間で2013年も終わろうとしていますが、3.11の福島原発事故は何だったのかと考えさせられる一年だったのではないでしょうか。

    日本独特の曖昧性により、事故の客観的な検証をおこなわず 今なお放射性物質を漏洩し続けているのにもかかわらずすでに事故は解決しているような社会です。 原発周辺住民の方々は避難したままですが、住宅の代替地が検討されることもなく、帰宅できるような方向性のままです。

    来年6月には日本の健康被害に対する的確な措置がおこなわれているかどうか国連の最終報告がでてきます。

    原発の新設もされるような報道もありますし、子どもたちにとって住む場所はあまり日本にこだわらない方がいいのかもしれませんネ。

    よいお年をお迎えください。

  • アメリカでは当然でしょ

     ブルームバーグの記事は、各社が配信していますが、乗組員が被ばくした件に当時の国務副長官 アミテージが激怒していたのを思いだします。

    3/12からCNNでメルトダウンっではと言っていましたし情報源はペンタゴンですので、米軍が知らなかったわけではないでしょうが、ヘリコプターが位置していた風向きがその原因です。 米軍はその後福島原発50マイル圏を立ち入り禁止とし、また、長崎県佐世保港には避難した米軍の空母・軍艦がひしめきあっっていたと現地の人がおっしゃていました。

     訴訟内容は虚偽の発表となているようです。 いずれ裁判が始まるでしょうが 懲罰的賠償金も含め4000万ドルについてはアメリカの弁護士がついているからです。 

    http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFOML56K50ZB01.html

  • 牛乳実測値 12月

     12月公表の牛乳 実測値をまとめてみました。 実測値を公表しているのは、岩手県と静岡県で 他の自治体(福島・群馬・栃木・千葉・埼玉・神奈川・山梨・長野・青森・新潟・愛媛)は検出限界値以下の表示です。 静岡県のように0.0xxの値を1未満でも公表してくれると安心ですし、他の自治体も岩手県のように実測値を公表してもらいたいものです。

    産地 品目名 採取日 公表日 Cs-134 Cs-137
    岩手県洋野町 原乳 12/17 12/19 <1.3 1.2 1.2
    岩手県洋野町 原乳 12/10 12/12 <1.3 1.2 1.2
    岩手県二戸市 原乳 12/3 12/5 <1.4 1.7 1.7
    岩手県洋野町 原乳 12/3 12/5 <1.1 1.4 1.4
    静岡県御前崎市 原乳 10/23 12/6 <0.014 0.031 0.031
    静岡県掛川市 原乳 10/2 12/6 0.027 0.042 0.069
                Bq/kg

    (厚生労働省)

  • 質問しない方がいいのでは?

    12/20付で”日本保健物理学会”のホームページで、放射性物質による健康被害についてのQ&Aがあり、回答には失礼ながら少し苦笑してしまいました。

    http://radi-info.com/key/gyunyu/

    (日本保健物理学会)

    しかしながら、ICRPやIAEAと連携している機関ですので、致し方ないという感じです。納得してはいけないのですが、当該機関は内部被ばくについて影響ないという考え方です。

  • 秋そば収穫 されましたが….

       先月 11月 宮城県栗原市で110-120Bq/kg 、今月に入って大崎市で130Bq/kg 、11/29 岩手県 奥州市では230Bq/kgと 秋そば 壊滅状態ですが農家の方が本当にお気の毒です。

     一部 乾燥機が原因とする分析がありましたが、岩手・宮城・栃木・福島の広範囲で 50-250Bq/kgもの値がでていますので 乾燥機が原因すすのは科学的ではありません。  栃木県が8月から農家向けに対策をこうじていましたので、栃木県の今後の測定結果が注目されます。

     

  • 80km圏外におけるストロンチウム

     9月に文部科学省から公表された福島原発80km圏外におけるストロンチウム89/90 土壌沈着度 調査結果を読み返してみました。 報道など一般には、セシウムの1/1000、過去の沈着度と変わらないという結論となっています。

      読み返してみると、調査対象は 80km圏外の空間線量 0.20μSV/hとかなり高い地域のみですが、測定値は過去(事故前の11年間)の放射性濃度を超えていないので影響はないとなっています。 ( 検出されSr90の平均値は79Bq/m2  、下限値 15Bq/m2)

    一方、自治体が測定いした平成23年3-4月の放射性濃度が過去(事故前の11年間)の放射性濃度を超えていることは認知されています。(秋田県、岩手県、茨城県、神奈川県、群馬県、埼玉県、東京都、栃木県、千葉県、山形県)

     当内容は 空間線量に対する影響度を述べているにすぎませんので、事故以降 栽培された野菜などについての内部被ばくについて触れられていないのはいうまでもありません。 

  • 過度の円安は輸入食品・食材の値段が上がります

     歴史的な円高にありますが、円高は消費者にとっては恩恵の方が大きいと言えます。

    我が国では小麦・大豆・とうもろこしなど多くの食材原料は輸入にたよっていますが、2008年春にカップ麺やパンんどの値上げがあったのを覚えてらっしゃる方々は少ないようです。 我が国では、GDPに占める輸出割合は16%前後で、すでに内需の割合が大きいことはあまり報道されないようです。 円安で恩恵を受けるのは、国内生産をおこない輸出をする一部製造業であり、(販売側がコスト削減や経費削減をおこなっても)多くの国民にとって 円安は 輸入食材などの物価上昇を招きます。 

     ちなみに、2007年6月は1ドル=122円前後で、現在 84円前後ですので約31%の円高となっていますが、現在 120円前後だと原油や天然ガスも含め輸入製品はもっと高くなっていたでしょう。

     現在の1ドル=80-85円前後がいいのかもしれません。

  • 銀座を歩いていたら

     大きいトラックに 「財政破綻で飢餓地獄がくる」と書いた宣伝カーのようなものが通り過ぎました。 音声を鳴らすわけでもないので気づかなければそのままだったわけですが、心配している人たちがいるということです。 お金を刷りすぎると限界がきたらはじけることは歴史が証明していますので、財政規律を忘れてはいけません。

     なお、災害対策上も食料備蓄は必要なわけですから、食料備蓄していない方はおこなっておいた方がいいのはいうまでもありません。  筆者の経験では、水はペットボトルよりペットボトルと天然水サーバー、パスタとアルファ―米、レトルト食品が30日分があればいいでしょう。

  • 大豆ちゃん

     一年一作の大豆 放射性物質の検査は進んでいます。 

    下記は千葉県が実施している、直近の測定結果の中で実測値が出ている分です。 10/16以降12/7まで171検体が検査されていますが、167検体は検出限界値以下となっています。 

    公表日 品目 市町村 採取日  
    Cs-134 Cs-137
    12/7 大豆 船橋市 12/4 検出せず
    (9.8未満)
    12.4 12
    12./7 大豆 香取市 12/4 検出せず
    (7.4未満)
    10.7 11
    12/7 大豆 神崎町 11/16 検出せず
    (9.4未満)
    10.2 10
    11/30 大豆 野田市 11/22 検出せず
    (9.4未満)
    11.1 11
    11/30 大豆 白井市 11/28 検出せず
    (7.5未満)
    11.1 11

    (千葉県)

  • 国連人権理事会

     先日11/15-26 来日していた 国連機関のアナンド・グローバー氏は、日本が東日本大震災以降の 健康を享受する権利を受けているかどうかの中間発表をおこなっています。(正式には “達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利に関する国連人権理事会特別報告者”)

     詳しくは下記のリンクをお読みいただきたいのですが、原発事故に関しては中間報告でヨウ素剤を配布しなかった件 、健康調査を福島県だけに限っている件、年間20mSV基準の愚かさなどの見直しを要請しています。 来年6月に最終報告がなされますが、日本は国連機関からの要請を無視するのでしょうか。

    http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/

    (国際連合広報センター アナンド・グローバー)