• きゅうりの産地偽装について思う

     東京都の4/27発表で、東京都の卸売業者が福島産きゅうりを山形県・岩手県産と偽って表示していたことがニュースになりましたが、氷山の一角かもしれません。 問題の本質を考えないと、卸売業者がJAS法違反で悪者になるだけで解決する問題ではないと考えられます。

     そもそも 福島原発事故が発生しなければ消費者は産地を選ばず購入していたわけですから、この卸売業者も偽装をおこなっていなかったはずです。 この卸売業も犠牲者かもしれませんし、加害者がどこにいるのかを追求されないため 今後も続いてしまいそうな偽装問題です。

     加害者は売れなくなった農産物を農家などから買い取り、保証するシステムをつくるのが真の解決策であり、一般の偽装問題とは違うのかもしれません。

     

  • 川崎市の学校給食問題

     4月初旬より川崎市の学校給食でみかんの缶詰を食材に使用し、規制値以内なので問題ないというスタンスで使用し続ける市側と不信感をつのらせる保護者間で解決の目処はたっていないようです。

     ただし、今日の東京新聞の夕刊に当件に関する保護者の投稿がありました。

    「子どものクラスでそのことを我が子が話したら、クラスの半分の子どもたちは食べなかったとのことです。」 これくらいいいだろうとメニュー化する川崎市 と 自ら危険を察知して食べない子ども どちらが正しいでしょうか。

  • 日米韓での牛肉事情(2)

     読者の方から指摘いただきましたが、韓国政府の正式声明は下記の通りとのことです。 韓国政府の声明部分を訂正させていただきます。

    「韓国農林水産食品部関係者は一部海外メディアで韓国が輸入検疫検査を一時中断すると伝えたことについて、「事実ではない」と否定。
    ※輸入検疫検査の中断は事実上、米国産牛肉の輸入禁止を意味する。 」

  • 日米韓での牛肉事情

     アメリカ カリフォルニアで生後30ケ月以上の牛がBSEに感染のニュースに、日本では国産牛業界団体などTPP問題もからみ危険であるの反応に対して、農林水産省は 20ケ月以内から30ケ月以内への緩和に問題ないとの立場です。 

     一方、BSE問題により米国産牛肉の輸入に反対世論の韓国政府は、輸入中断の声明をだしました。(日米韓での牛肉事情(2)で補足) 放射性物質を含むものもある日本の牛肉事情ですが、カナダ政府は約1年ぶりに日本から輸入を再開します。 口締役問題で輸入を停止していたものを、認定済みの施設からの輸入だけを認める措置です。

  • 自主検査についての通知

     4/20に農林水産省より食品の放射性物質の自主検査について科学的根拠に基づくようにと食品産業事業者宛に通知がされましたが客観的な判断をしてみましょう。 自治体は対象ではないようですが、食品事業者が対象となっています。 

    各自治体の検査は、 多くに自治体が検査していますが、検出限界値 核種 1Bq/kgから25Bq/kgで実施しています。

    飲料メーカーは、 検出限界値 1Bq/kgから10Bq/kgで実施している会社、実施していない会社に分かれます。

    食品メーカーは様々ですが、大手以外は実施していない場合が多いようです。

     これに対してまして下記は農林水産省の通知内容で4/1以降の規制値で対応するようにというものです。

    「過剰な規制と消費段階での混乱を避けるため、自主検査においても食品衛生法の基準値(一般食品:100ベクレル/kg、牛乳及び乳児用食品:50ベクレル/kg、飲料水:10ベクレル/kg)に基づいて判断するよう併せて周知をお願いいたします。」(農林水産省)

     食品業界において検査がこの流れで進むようであれば、お子様をお持ちのご家庭は再対策が必要になってくるかもしれません。

  • “ほうれん草”くん

     先般の福島産ほうれん草のニュースから目立ったニュースはないようですが、4月の自治体公表の検査結果をまとめてみました。 検出限界値の違いは従来通りですので、私たちがが判断する材料になればいいかと考えています。

    採取日 生産地 種類 Cs-134 Cs-137 公表
    4月 兵庫県(神戸市) ほうれん草 <1 <1 兵庫県
    4/16 神奈川県(座間市) ほうれん草 <11 <16 神奈川県
    4/16 茨城県(桜川市) ほうれん草 <10 <10 茨城県
    4/16 茨城県(八千代市) ほうれん草 <10 <10 茨城県
    4/16-17 埼玉県(狭山市) ほうれん草 <3 <3.3 埼玉県
    4/16-17 埼玉県(川島町) ほうれん草 <3.4 <3.1 埼玉県
            Bq/kg  

    (兵庫県、神奈川県、茨城県、埼玉県)

  • 記事にしたり、転載される場合

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  • 人口統計

     昨日の人口統計についてです。 社会増減とは 入国者数-出国者数でマイナスの場合は入国者より出国者の方が多いことを示します。

     昨年の原発事故で外国人の出国ラッシュはニュースでも知っているので実感だと思いますが、日本人の出国はあまり知られていません。 

  • 人口推計

     総務省が発表した 2011年10月1日時点の人口推計をみますと、

    1.人口減少は18万人と前年の10.5万人を大きく上まわっています。東日本大震災による現象もありますが、社会減少で7.9万人(前年0) 内訳は外国人が5.1万人、日本人が2.8万人にのぼります。

    2.都道府県別で増加したのは6都県です。
    沖縄県は前年も0.58%の増加していますが、埼玉県は前年の0.46%増加から大きくダウン、東京都も前年の0.85%増加から大きくダウンしています。
    神奈川県も前年は0.47%の増加でしたので首都圏は人口流入より流出が増えたことがデータでわかります。

    都県 増加率(%)
    沖縄県 0.59
    東京都 0.28
    滋賀県 0.19
    埼玉県 0.17
    福岡県 0.14
    神奈川県 0.11

  • 食の安全セミナー

     先週 あるNPO主催の食の安全セミナーへ出席しました。 食品安全委員会、消費者および生産者の3名の講演 と 出席者との質疑応答という内容です。

     下記は、セミナーで気になったの主な点です。

     ・カリウム40とセシウム137を比較してカリウム90を食べているのだからセシウム137も影響はないだろうという考え方。(食品安全委員会)

    ・高齢者は放射性物質を含む食品を食べても問題ないという考え方(参加者)

    ・東京も含め放射能プルームが通過したということを知らない講演者および参加者(参加者の質問に無反応)

    高齢者が多いセミナーで、小さいお子様をお持ちの母親は少なかったため危機感は少なく、その温度差の違いも感じ取れました。